今回embulkをUbuntu上にインストールする方法をまとめたいと思います。
まず、embulkはjavaのインストールが必要になります。注意するポイントとして、embulkは「java 8」にしか対応していないので、「java 8」をインストールしないといけないです。また、今回はWindows環境ではなく、Ubuntu 22.04(Linux)上に環境構築を行いたいと思います。
OpenJDK 8(1.8)(java8)のインストール手順
apt コマンドで以下のようにインストールすることができます。その前に必要であればパッケージの更新をお願いいたします。
$ sudo apt update && sudo apt upgrade
$ sudo apt install openjdk-8-jdk
バージョンを確認しておきます。
$ java -version
しっかり上記の内容が確認出来たら、成功です。
embulkのインストール手順
インストール手順は公式サイトに沿って行います。
$ sudo apt update -y && sudo apt upgrade -y
$ curl --create-dirs -o ~/.embulk/bin/embulk -L "<https://dl.embulk.org/embulk-latest.jar>"
$ chmod +x ~/.embulk/bin/embulk
$ echo 'export PATH="$HOME/.embulk/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc
これでインストール完了です。
embulkのバージョンを確認しましょう。
$ embulk --version
以上で完了です。
【補足】特定のバージョンのembulkをインストールする方法
実際のプロジェクトでバージョンが指定されている場合や、バージョンによって使用できないコマンドなどのバグがある場合、また、最新版0.11.1であるが、プラグインがそれに対応してないものなど多数あるかと思います。
そのため、embulkの利点が活用できないかもしれないので、過去の安定しているバージョンをダウンロードしたほうがいい場合があります。以上より、これから説明する手順に沿ってインストールしていただけたらと思います。
それではまず、すでに違うバージョンをインストールしている場合はアンインストールしていただきます。
どこにembulkをインストールしているかを下記のコマンドで調べます。
$ whereis embulk
表示された配下のembulkファイルをrm
コマンドで削除してください。
削除できたことをwhereis
コマンドで確認してください。
それでは、特定バージョンをインストールしたいと思います。
今回は0.9.22のバージョンを取り込みたいと思います。
先ほどは"<https://dl.embulk.org/embulk-latest.jar>"
で最新版をインストールしていたが、今回は0.9.22なので、"<https://dl.embulk.org/embulk-0.9.22.jar
>” としてcurl
コマンドでダウンロードします。
$ sudo apt update -y && sudo apt upgrade -y
$ curl --create-dirs -o ~/.embulk/bin/embulk -L "<https://dl.embulk.org/embulk-0.9.22.jar>"
$ chmod +x ~/.embulk/bin/embulk
$ echo 'export PATH="$HOME/.embulk/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc
ダウンロードできたのを確認し、バージョンも確認すると下記のように表示されるかと思います。
以上で完了です。
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